「忙しいので」一辺倒から卒業!仕事の依頼をやんわり断る3つのフレーズ
「ああ、死ぬほど忙しい・・・。会社、溶解しないかな」
うっかりこぼれ出た愚痴から失礼しました。絶望的なスタートですが、今回は上手い仕事の断る上で、実践したい3つのフレーズを紹介したいと思います。
働く上で、仕事の取捨選択は避けられません。
受けすぎてパンクしてしまったり、断りすぎて周りの信頼を失ったり・・・。
上手い具合に仕事量を調整することこそ、優れたビジネスマンと言えるかもしれません(知らんけど)。
フレーズを紹介するその前に、絶対に一度は言ったことがある
「忙しいのでできません」
の注意点を解説します。
身も蓋もない言い方をすれば、仕事を断る場合、その理由のほどんどは忙しいからです。
しかし忙しいという理由で仕事の断った場合、以下のような事態が想定されます。
①仕事を依頼した人のプライドを傷付ける
②処理能力が低いという評価になる
①の理由とは、仕事を依頼する人の多くが上司や先輩であることに関係しています。
上司や先輩は、あなたがこの仕事を処理する余裕や能力があると判断して仕事を依頼しているはずだからです(少なくとも理想の上では)。
これを断るということは、「お前のその判断、的はずれなんだけどwww」と言うに等しく、狭量な人間の場合、これだけで結構本当にマジギレします。
②の理由も、「あなたが思うよりも、私ってダメダメ人間なんです…」といった感じで、依頼した人の見込みより自分の能力が低いと宣言することになります。
まあその両方とも真実であることが往々にあるのですが、
日本ではあえて物事を曖昧にすることが良しとされる文化があるので、今から紹介するようなフレーズを駆使して、
「あいつもなんかいろいろ理由あるから、これは頼めないな」
って感じで、しっかり煙に巻いたり巻かなかったりしていきましょう!
フレーズ1
「ちょっとお腹痛いので、明日でもいいですか?」
あらゆるシーンで使いやすく、汎用性の高いフレーズです。
またこのバリエーションとして、
「かなりお腹痛い」、「限界にお腹痛い」、「自分でも分からないくらいお腹痛い」などがあります。
おすすめの理由としては、腹痛にあったことのない人類はほとんどいないので、痛みが想像しやく、さらに「お腹痛い人にいろいろ言うのは悪い」という心理が自然に働くからです。
また他の痛みに比べると比較的深刻さが低く、複数回使用しても大丈夫な感じがします。
使い方として、将来的にお願いしたいという感じの依頼の場合は、話しかけられる度にこのフレーズを言うようにしましょう。無限に依頼を先延ばしすることできます。
大きな欠点は、使いすぎることで、社内的に「胃腸が弱いヤツ」というレッテルが貼られることです。そのため食事や飲みには誘われにくくなりますが、ガチコミュ障のロンリーウルフ気取り野郎にはちょうどいいかもしれませんね。
フレーズ2
「ワクワクしないんで止めときます(笑)」
意識高い系ビジネスマンの間で、ポジティブな意味合いで使われる曖昧な用語の1つが、この「ワクワクする」です。
具体的な意味はよく分かりません。しかしこれを使うだけで仕事のモチベーション高い奴感を演出することが可能になります。
つまりこのフレーズで断れば、「仕事を断る処理能力の低さ」と「ふわふわしたモチベーションの高さ」が見事に相殺され、評価がプラマイゼロになるという魔法が実現します。
あくまで自己演出として使う分には問題ありませんが、使いすぎて意識高い系の毒に自ら侵される、という例は後を絶ちません。
「そのタスク、ワクワクしないんでちょっとアグリーできないですね。ペンディングで(笑)」
と言ってしまった瞬間、自分も感染しないようASAPであなたをセパレートします。
フレーズ3
「お父さんと相談してもいいですか?」
断りフレーズの中では、意味不明系に分類されています。
この言葉を聞いた依頼者の頭の中では、その瞬間様々な疑問が浮かび上がります。
なぜ突然お父さんが出てくるのか?
お父さんとこの仕事はどう関係するのか?
お父さんは一体何者なのか?
疑問の嵐に翻弄され、プライドが傷つけられたとか、処理能力が低いといった考えは、完全に過去に置き去りになります。
使い方も簡単。
相手の話に対して、「お父さんと相談してみないと」と返答するだけです。
普通の人間であれば、依頼した人はあなたとの正常なコミュニケーションを諦めてくれるはずです。もちろん今後の社内生活に甚大な影響があります。
今回は、仕事をやんわり断る3つのフレーズを紹介してきました。
しかし紹介してきたのは、あくまでスターターキットのような初級者向けばかり。
みんなも自分だけのやんわりフレーズを作り上げていこうぜ!
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